東栄会は、1985年に故 綱川安正氏(1期生)を会長として発足いたしました。
1998年、2代目に塩山光一氏(1期生)が、2008年に3代目に猪瀬龍之介(10期生)が就任し、2014年に4代目の赤坂信行氏(11期生)に引継がれ現在に至っております。
宇都宮東高等学校の卒業生で構成する同窓会の支部会という位置付けで、会員相互の親睦と共栄を図り会員自らの資質を高め、母校支援及び地域社会への貢献と平和を目的に設立されました。 当初は30名前後の会員数でしたが、年々会員が増加し現在では約100名が在籍しております。
会の気風は自由闊達で明るく、インテリジェンスと優しさに充ち溢れていることは申すまでもありません。
東栄会会員の業種は多岐にわたっており、異業種交流による情報交換も活発に行い、地域経済を牽引している会員も多数在籍しています。
新年会、花見会、ゴルフコンペ(春・夏)、納涼会などが年間行事として開催され、親睦を図りながらお互いを解り合いそして尊重する良い機会となっています。
母校には、図書館への支援事業として図書費の贈呈をさせていただいております。
第1回目は1989年(平成元年)でした。4年後の1993年には100万円、また2007年には附属中学開校を祝し30万円を寄贈いたしました。(これまで総額で300万円以上になっています。)
この文庫は現在「東榮文庫」と名付けられ、図書費の贈呈は平成元年以毎年行われており、今年で30回目になります。母校の図書館にもその名が掲示されています。今後も毎年この贈呈は続けて参ります。
体育系での活躍(平成14年にサッカー部 関東大会出場)時の寄付、また地域社会への貢献としては、交通遺児奨学金への寄付や災害時の義援金を送っています。昨年の東日本大震災に関しては下野新聞社を通して義援金を送らせていただきました。
校歌の一節に「文化を築く 誓いたのしく」という一節があります。 東高は今年創立59周年を迎えます。学生や教職員そして我々卒業生のひとりひとりが日々東高の文化や歴史を築き上げ、そのすばらしい伝統が後輩に継承された結果であります。しかしこれは単なる通過点にすぎません。これから来る60周年、100周年そして未来に向けて邁進して欲しいと思います。
我々東栄会は東高の校訓「正・剛・寛」の精神を忘れる事なく、東高の卒業生であることを誇りに地域社会・経済のリーダーとして歩みを刻んで参ります。 そして母校東高のさらなる発展のために惜しみない協力を続けていきたいと考えています。
“わが東高 永久に幸あり”
第2代会長 塩山光一 記